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ユリイカ 〈5 2020(第52巻第6号)〉 - 詩と批評 特集:韓国映画の最前線

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  • サイズ キク判/ページ数 276p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791703852
  • NDC分類 905
  • Cコード C9490

出版社内容情報

今年のアカデミー賞の話題をさらった「パラサイト 反地下の家族」を筆頭に、近年の韓国映画の豊穣は目覚しいものがある。いまが旬の韓国映画の最前線を追う特集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

23
韓国映画の凄さはインディーズでは日本映画も頑張っていると思うがエンタメ映画における作家の自主性なのかな。その成功例と挙げられるのがボン・ジュノのアカデミー賞受賞作だ。国の映画助成に金は出しても作品に文句は言わない。社会的に反体制映画でもエンタメとして制作される。その部分でハリウッド的なエンタメ性をも取り入れている。四方田犬彦『韓国ニューウェーブ二〇年』韓国の現代史を取り入れた負の歴史をもエンタメとして消化させる。その先駆けとなり光州事件を描いたイ・チャンドン『ペパーミント・キャンディ』。2020/06/01

ワンタン

7
特集は「韓国映画の最前線」、とても充実した特集だった。韓国でフランスを参考にした映画振興組織や、劇場の興業収入を財源とする基金があって企画段階から上映まで助成金が下りるとは知らなかった。特集の中でも指摘されてるように脚本段階から口出しされることになるので、市場の論理にさらされる日本と比べて、問題がないとばかり言いきれない面はあるだろう。しかし「多様性映画」という用語を考案し、映画の多様性を守るため、市場受けしない芸術映画にも助成の枠を設けている、という方式は素晴らしいと思う。驚いた。2020/12/14

tekka

2
タイトル通り、韓国映画の情報がたっぷり詰まっていて読みごたえがあった。私は借りて読んでみたのだが、韓国映画に興味のある人は買って手元に置いといて損はないと思う。2020/08/27

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