ユリイカ 〈11 2017(第49巻第19〉 - 詩と批評 特集:スティーヴン・キングーホラーの帝王

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  • サイズ キク判/ページ数 245p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791703395
  • NDC分類 905
  • Cコード C9490

出版社内容情報

10/27 30年ぶりの新作公開にあわせた特集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

34
映画『IT』の日本公開を受けて、「ユリイカ」11月号はスティーヴン・キングを特集する。よもやのホラー映画史上最高の興収を記録した『IT』だが、さぞかしキングは喜んでいるだろう。その前に公開された『ダークタワー』が不振だったから、なおのことだ。そもそもキングの小説と映画版の相性は決して良くはない。ロブ・ライナー『スタンド・バイ・ミー』や、『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化したフランク・ダラボン『ショーシャンクの空に』など、例外は数本あるが、そのほとんどが興収的にも批評的にも芳しくないのが定番だ。(つづく)2017/11/07

eirianda

24
ますますキングが好きになりました。Jホラーとの違いとか、ホラーの種類とか、為になったなぁ〜。まともな社会人として生きていく上では役に立たないけど、やさぐれた私には救いです。こんなにキングの作品を知的に分析してある文章に出会うとは。映画が楽しみです。2017/11/09

ハスゴン

23
このシリーズはぎっしり情報が詰まっています。2017/10/30

Sakie

14
キング特集。本誌の方向性を知らずに買って面食らう。文学史の流れで俯瞰するような仰々しい講釈には興味がないし、映画はキングであってキングでないし、ましてやあらすじなど不要である。好きでディープにキングに浸かってきた人の文章がやはり面白い。装画の藤田新策氏の話が興味深く、しみじみ表紙を眺めてしまう理由がわかった。宮部みゆきや小野不由美をキングチルドレンと呼ぶならば、私自身、思春期以降をどっぷりキングの流れにまみれてきたことになる。骨の髄まで染みているだろう。私にはキングは唯一無二。他と比べることなどできない。2018/02/01

tera

10
スティーヴン・キング特集。イットの映画化に合わせたものだが、それほどイットだけにフォーカスしているわけでなく全般的な論が多い。どれも読み応えがあり特に藤田新策氏のインタビューが興味深かった。2017/10/30

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