総特集出版の未来 - 書店・取次・出版社のリアル

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  • サイズ キク判/ページ数 213p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791703050
  • NDC分類 023.1
  • Cコード C9410

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

39
浅田次郎「知の公平性のために軽減税率を」で、読書、本、活字に対する感謝があるため、学歴なくとも読書さえできれば人生何とかなる(9頁)。素晴らしいご指摘。市川真人「薄暗い未来についてお話させていただきます」(22頁~)で、多くの書き手や作り手が、自分の手がけたものを独自のものと思う。読み手も自分だけの本、自分らしい読み方を探しているのが現代(24頁)。高井昌史「『知のテーマパーク』としての書店」で、諸外国の動向も興味深い。2016/03/23

ごへいもち

15
鹿島茂記事だけ。その他は売れない物書きの報酬の少なさ、書店員の愚痴、読んでいて気分が下がる2016/02/11

阿部義彦

15
電子出版に関しては読み飛ばしました。永江朗×内沼晋太郎×堀部篤史の鼎談「裏通り」書店の挑戦が刺激的に面白かったです。大ベストセラーは大型書店で買うかアマゾンで買うものになっていかざるを得ない。小さい書店でそれを追いかけて大型書店の劣化版みたいなことをやるくらいなら、全然違う品揃えで自分たちのお客さんを作っていくほうが小さい店の生き残り方として可能性が有ると思う。「某村上の新刊を10部下さいと言ったのに入って来ない」みたいなのに躍起になるよりも、「このリトルプレスを、どう売ってやろうか」を考えよう。に賛成!2016/02/03

佐藤丈宗

4
一番印象的だったのは、太洋社さんの一件のおかげで図らずも生々しさを感じさせるトランスビュー・工藤さんと月曜社・小林さんの対談。最重要インフラでありながら議論が矮小化されがちな書籍の流通問題。まだ知らないこと、わからないことが沢山ある。もっと勉強しないと。2016/02/14

Yuki

3
本が大好きだからと、この世界に飛び込んでしまった私としては、「自分なんか死んでも(身を退いても)」という気持ちは常に隣り合わせにある。大手・大局がどうのこうのというのはあるけれども、作り手は「本を買わない」側の責任にせず、真剣に取り組んでいると思います。取り組みへの形式・内容の評価はあるにしろ。2016/02/28

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