家族療法の理論と実際〈1〉

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家族療法の理論と実際〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784791101504
  • NDC分類 493.72

内容説明

私の教室で、いつとはなしに家族療法が定着した。彼らの努力は着々と結実し、思春期や児童の患者(最近ではIPと呼ぶらしいが)を中心にして画期的な治療効果をあげているように思う。この家族療法グループが発案して、毎年1回、浜松で家族療法の研究会をもとうということになった。本書は、第1回浜名湖シンポジウムの講演内容が中心になって編集されている。

目次

いまなぜ家族か
システムズ・アプローチとは
エリクソンからヘイリーへ
構造派の治療技法―家族療法に関する1考察
エルクソン派の治療技法
ミラノ派の治療技法
短期集中療法―MRIの体験をまじえて
私の行っている家族とのかかわり
行動療法からみた「家族」
登校拒否と家族―教育相談所からの報告
家庭内暴力の家族療法
未完成婚とセックス・セラピー
1女子学生の同棲をめぐって
病院でのソーシャルワーク活動と家族
精神病と診断された母親をIPにもつ家族への働きかけ
小坂理論と私
離婚事件と家族画(KFD)