内容説明
異常なまでの一極集中と官庁主導型行政、地方の過疎化と疲弊という現代を憂い、活力ある国づくりのための方途をさぐる。日本語の起源や日本古代学に画期的な展望を開いた著者の大担な提言。
目次
1 日本道州制国家論(日本道州制〈連邦制〉国家の構想―国家における倫理性の基礎の回復;日本道州制国家論;政治改革の根本問題;道州制国家研究の諸問題)
2 日本道州制研究会会報 1988・4~1989・9(道州制問題への視点;集権の文化と分権の文化;西ドイツの大学制度;関西を考える;道州制と府県地域;象徴天皇制と道州制国家;石橋湛山の「大日本主義の幻想」;中央官僚と府県自治;政治倫理から政治改革へ;日本道州制研究会設立趣意書;日本道州制研究会会則;日本道州制研究会夷委員名簿)
3 諸外国の憲法と道州制関連事項(アメリカ合衆国憲法;ドイツ連邦共和国基本法)