内容説明
遊里遊女のしなやかでしたたかな二七〇年余、江戸の「風俗」史。
目次
1 わが国に於ける売笑の沿革
2 江戸売笑の第一期
3 江戸売笑の第二期
4 第二期の私娼
5 江戸売笑の第三期
6 第三期の私娼
7 江戸売笑の第四期
8 第四期の私娼
9 江戸売笑の第五期
附 遊女こぼれ話
著者等紹介
宮川曼魚[ミヤガワマンギョ]
1886年(明治19年)東京日本橋小網町の鰻屋「喜代川」に次男として生まれる。本名は渡辺兼次郎。のちに分家して、老舗「宮川」の権利を得て深川に店を開く。家業のかたわら早稲田大学高等師範部に通うも、店が忙しくなり中退。寸暇を割いての独学で江戸風俗研究に一家を成す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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