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内容説明
早春のニューヨークで、警官が無残にも撲殺された。犯行現場はロークが所有するクラブで、状況からすると、犯人と被害者は顔見知りのようだった。動機は怨恨か?捜査を担当するイヴは、被害者が大物ドラッグディーラーのマックス・リッカーの逮捕に関与していたことを知る。が、なぜか市警の内務監察部に、捜査を速やかに終結させるよう忠告された。しかも、リッカーは過去にロークと因縁のあった人物だった。リッカーの危険な本性を知るがゆえにイヴの身を案じるロークと、捜査に挺身するイヴは、やがて激しく衝突してしまう。そんな折、またも警官が殺された。
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.][Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
青木悦子[アオキエツコ]
東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
9
今回二人は、激しく喧嘩します。激しく怒り、激しく言い争います。でもそれは、お互いに相手が大事だから、心配だからなのです。決して相手への不満や、我が儘から来るものではないのです。喧嘩にも愛が有るのです。とにかく、ステキな夫婦です。2016/05/08
いっちん
6
【イヴ&ローク11作目】今回も犯人は予想した通りでスッキリ!イヴとロークの喧嘩がかなり重いものだったし、ウェブスターの登場でさらに深刻になっていた。ウェブスターのキャラは好きだな。死ななくてよかった。警官が犯人でその背景の出来事もとても悲しいものだった。2014/09/21
満月-ya
1
★★★★☆2015/10/25
sunday_wonder
1
再読。私はなんといってもウェブスターが好きですな…!メイヴィスに相談しに行くシーンも好きだなあ。この巻は、ラストが映画のワンシーンのように心に沁みますね。切なくも、好きな話です。2012/06/03
みか
1
イヴ&ローク11作目。今度の相手は大物ドラッグディーラーのリッカー。ロークは、過去に取引があったリッカーの危険性を十分に承知しているために、イヴがリッカーに関わることが心配で仕方がない。自分の身は自分で守れるというイヴ。万に一つでも間違いが起こってはならないと、やきもきしているローク。二人が衝突しながら、また一層、絆が強くなる所がステキでした。2012/04/05