内容説明
心に「ひとつまみの塩」となった、この出逢い、あの人の言葉。
目次
第1章 つまずいた小石は、宝の山だと思えますか―逆境、順境にどう向き合えばいいのでしょう(逆境、その深みにますますはまるには理由があります;逆境を乗り越えるための大事な考え方 ほか)
第2章 友、逸見政孝の命終を見つめて考えたこと―私は仏教へこうして傾斜していきました(生きる執念を燃やして、友は最期まで闘いました;一日一日を完全燃焼!生き切る姿勢を持つ大切さとは ほか)
第3章 人生は邂逅であり、そこから新しい世界が広がります―私を教え導いてくれた人々(人間性を高め合えるのが、ほんとうの友です;私は、人との信頼関係をこう築いてきました ほか)
第4章 心に、ひとつまみの塩を―私が胸に刻んだこの人の言葉、あの出来事(あなたが先に、その人を好きになってごらんなさい;自分の仕事を誇りと思える人には、それだけの努力があります ほか)
第5章 「よかった」と思えることを探してみませんか―味わい深い一日を過ごすために(この人たちは病に倒れても、輝いた人生を送りました;「他力」を身体で会得した無名の人々 ほか)
著者等紹介
松倉悦郎[マツクラエツロウ]
1946年1月24日、埼玉県生まれ。1968年、早稲田大学第一文学部を卒業後、株式会社フジテレビジョンにアナウンサーとして入社。「小川宏ショー」「三時のあなた」の司会などを経てスポーツアナウンサーとなり、1988年ソウルオリンピックの開会式や1992年バルセロナオリンピックの中継をはじめ、バレーボール、野球などを中心に、数々のスポーツ中継を担当する。1994年に「得度」、1996年に住職になる資格を得て、アナウンサー人生三四年目の2002年1月同局を退社し、以来現在まで兵庫県姫路市西大寿台の浄土真宗本願寺派不動山善教寺にて結城思聞の名で僧侶の道に専念している。同寺が開基五〇〇年を迎える2006年には、第一九世住職に就任する
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