内容説明
焦土からの復興を果たし、世界の経済大国に繁栄した戦後の日本。しかし近年は、社会に閉塞感が満ち、国際的な地位にも危うさが増す。冷戦、安保、経済成長、スポ根、バブル崩壊、オウム事件、大震災―。戦後70年の時代を画した出来事に証言者の生の声を織り交ぜ、いま改めて、日本と国際社会の歩みを検証する。
目次
岐路に立つ通貨「円」
冷戦終結と新たな戦争
日米安保と国際貢献
日本国憲法と政治
ものづくり企業の盛衰
経済成長と環境保護
変わる庶民の暮らしと文化
日本経済を映す株式市場
少子高齢化と社会保障
被害を乗り越え、安全な暮らしへ―列島を襲った事故・災害
戦後スポーツの軌跡
地方自治の流れ
戦後70年、平和への祈り―皇室の70年
日中韓、国交正常化と緊張
日米通称摩擦と国際経済の動乱
社会を襲った事件、テロ―戦後の凶悪犯罪、疑獄事件
生活支えた社会資本
女性の社会進出
女が語る―戦後70年
戦場体験者インタビュー―戦後70年の夏、体験者の声を