内容説明
M‐GTAをはじめ、さまざまな研究方法を創造的に使いこなすための原理とコツを懇切に解説。これから研究を始める人のための実践的アドバイス満載。
目次
第17回 研究発表と質疑応答の賢いやり方
第18回 質的研究を妥当に評価するための視点
第19回 既存の研究法を修正する方法―関心相関的研究法修正法
第20回 論文執筆の技法―関心相関的論文構成法
第21回 新たな一般化の方法―アナロジーに基づく一般化
第22回 質的研究法の原理的基礎づけ
第23回 科学性の条件とは何か?―構造構成的‐構造主義科学論
第24回 SCQRMの全貌とその射程
著者等紹介
西條剛央[サイジョウタケオ]
1974年、宮城県仙台市に生まれる。早稲田大学人間科学部卒業後、早稲田大学大学院人間科学研究科にて博士号(人間科学)取得。2002年~2004年、日本学術振興会特別研究員(DC)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。養育者と子どもの「抱っこ」研究と並行して、新しい超メタ理論である構造構成主義の体系化、応用、普及を行っている。2007年3月より学術誌『構造構成主義研究』創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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PukaPuka
1
質的研究について勉強するため、書店には在庫なく中身を見ずに、アマゾンのレビューを読んで書店で見た本より初めて読むにはわかりやすいかと思って買ったが、そういう目的で読むのにライブ形式は必ずしもよくないとわかった。応用編に行ったところで、相変わらずやりとりが冗長だしレベルが低い。別の成書にあたることにする。2016/07/05
井上岳一
0
「ふんばろう」の西條さんによる構造構成主義の説明本。完全に研究者向け。2013/03/01
huyukawa
0
軽い読みもの的に読んでみた。M-GTAを引き合いにだすことが多いのは、それだけM-GTAが一般的に知られているということなのだろうか。 モデル、理論、仮説を同様のものとして扱うことが、著者の言うSCQRMの特徴にみえる。それがあっているのか、またそれでよいのか。いろいろ疑問が残る。2024/11/22