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吉良竜夫著作集〈5〉地球生態系の危機―農と食の未来

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787586179
  • NDC分類 471.7
  • Cコード C0345

内容説明

人の“食糧”の基礎をなす植物の生長を支配する仕組みとは何か。生態学の歴史に金字塔として残る諸論考、及び食をめぐる未来論を収録。

目次

1 植物生長の生態学(植物生長の生態学;密度・競争・生産;部分と全体―生態現象における機能的統合;植物のたすけあい;樹形のパイプ・モデル;作物の収量と栽植密度―イネの密植栽培に関連せ;高等植物の相対生長―時間以外の生長要因と相対生長;栽植密度問題の生態学的考察)
2 食と農と環境の未来(地球のヒトの定員;地球環境問題と農業;地球環境問題としての人為生態系破壊―とくに農地生態系の荒廃について;農牧地生態系のゆくえ―サステイナブルな農業は可能か;米の魅力―東洋と西洋の比較農業生態学、終戦直後に考えたこと;中国の米作増収の生態学―特に密植の問題を中心にして;生態学的にみたいわゆる過放牧々野;木のある農業―アグロフォレストリーの会議から)