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出版社内容情報
医師の立花ユリは海で隔てられた小さな孤島へ、ある蟲の研究にやってきていた。
それは人に寄生する蝉…蝉に刺された人間は卵を植え付けられ5年後に身体を突き破り孵化する。
卵を取り除く方法はなく刺された人間は必ず死ぬ事に…。
しかし女性にのみ唯一助かる方法があった!?〝生〟と〝死〟と〝怒り〟が誘うワールドエンドストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけのこ
2
ああなるほどタイトルは比喩とかじゃないんですね。人間に卵を産みつける「セミ」が巷に氾濫した時代。5年たつと内側から破裂して死ぬ。しかも女性は卵を産みつけられてから出産すると卵が子供にうつる、という鬱を具現化したような設定はかなりインパクトあります。2024/01/14
yuhta
1
医師の立花ユリは海で隔てられた小さな孤島へ、ある蟲の研究にやってきていた。それは人に寄生する蝉…蝉に刺された人間は卵を植え付けられ5年後に身体を突き破り孵化する。卵を取り除く方法はなく刺された人間は必ず死ぬ事に…。しかし女性にのみ唯一助かる方法があったーー!?題名が何かの比喩だと思っていた。間違っても他者には勧められないが、刺された登場人物を通して死生観などを読者に訴えてきて考えさせられる良い意味で不思議な作品。ご都合主義なんて糞くらえとばかりに誰も救われない、リアルはこうだと作者に突き付けられた。2024/04/09
TANA
0
面白いしすごく読み応えあるけど、不思議と今の自分には刺さらなかった。今の自分には子供がいて、反出生主義みたいな考え方が入ってこないのかもしれない。面白い作品なので評価はされるべきだと思う。2024/05/31