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日本近代公教育の支配装置―教員処分体制の形成と展開をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 715p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784507764
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C0030

内容説明

本書は日本近代における公教育の成立と展開の過程を教員処分をめぐる視点から分析し、その支配装置としての構造と特質を解明しようとしたものである。

目次

第1部 公教育と“処分‐裁判”―その論理と構造(行政処分と行政訴訟制度の形成;公教育と争訟―訴願・行政裁判をめぐって;公教育と国家支配―三権分立をめぐる擬制と現実)
第2部 公教育の支配装置―教員処分体制の形成と展開(処分規範と教員処分の創出―教員処分体制の形成期;「小学校令」制定と教員処分体制の構造―教員処分体制の確立期;一九〇〇~二〇年代における教員支配の構造―教員処分体制の展開期(一)
一九二〇~三〇年代の教員処分体制と公教育―教員処分体制の展開期(二)
「国民学校令」以降の教員処分体制―教員処分体制の総括・転成期)

著者等紹介

岡村達雄[オカムラタツオ]
1941年東京都生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科。関西大学教員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。