内容説明
全共斗叛乱から25年。左翼はどこへ。「昭和」期を解剖する全5巻完結。
目次
二人の死者によせて―特集のモチーフ
「運動」についての断章
反復と分岐―来たるべき運動哲学のために
原点としての朝鮮戦争
ベ平連―国境を超える運動
新左翼の創成から全共闘へ
60年安保・反新劇・反天皇制
党派運動と全共闘体験
「朝日のような夕日」だった
討論 始まりに向かって―いつ、どのように何が終わったのか
〈二流〉のアクチュアリティ―室伏高信の批判スタイルをめぐって
「国家非武装」化運動の原理的現実性―大熊信行・平井啓之の思想的遺産をふまえて
なかに身を置くということ―シリーズ完結にあたって