出版社内容情報
目次
第一部 文書篇
915点を編年で収録
第二部 解題・研究篇
鹿王院文書解題
地主智彦
春屋妙葩と夢窓派の展開
原田正俊
鹿王院領の構成と展開
総論
地主智彦
洛中
仁木宏
山城
玉城玲子
近国・遠国
藤田励夫
西村幸信
鹿王院所蔵の「春屋妙葩像」
滝沢幸恵
鹿王院と豊臣政権
伊藤真昭
近世の鹿王院の遠忌法会に関する一考察
矢内一磨
形態別目録・文書目録・索引(人名・地名)
内容説明
鹿王院は、京都嵯峨に所在する臨済宗寺院で春屋妙葩を開山とする。足利義満は康暦元年(1379)一寺創建を発願し、宝幢寺を建立、その開山塔頭が鹿王院である。当院は今もなお閑静かつ峻厳な禅寺らしい趣きを遺すとともに、数多くの禅林美術、版本、古文書等の文化財を伝えてきており、本書は伝来の古文書を集成、編年し、あわせて解題・研究篇を付したものである。
目次
第1部 文書篇
第2部 解題・研究篇(鹿王院文書解題;春屋妙葩と夢窓派の展開;鹿王院領の構成と展開;鹿王院所蔵の「春屋妙葩像」;鹿王院と豊臣政権;近世の鹿王院の遠忌法会に関する一考察)