出版社内容情報
生きるということは
生卵の中空に
穴をあけることでは ないだろうか
(「さがして」)
「いつまでも幼年時代や、1945年8月15日の敗戦を十三さいで現ソウルで迎えたこと。引き揚げの記憶が消えず、生きて来ました」(あとがき)。
足元の危うさ、未来への不安を抱えながら、戦後70年を過ぎて、変わらぬ問いと思いを描き続けてきた著者の最新詩集。
境 節[サカイ セツ]
著・文・その他
内容説明
足元の危うさ、未来への不安を抱えながら変わらぬ問いと思いを抱いて戦後を歩いてきた著者の最新詩集。
目次
はるかな
浮いて
立ちすくむ
まぶしく
旅
ただよう
ためされて
あの夏の
夢の
よぎる〔ほか〕
著者等紹介
境節[サカイセツ]
1932年5月2日生、詩誌「黄薔薇」「どぅるかまら」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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