内容説明
意図的に既知の想念を解き放ち、睡眠と覚醒のあいだの蠢きを捉え直す機会詩。前人未踏の試み。定型の枠組みを超え、より自在な詩型を創造する歌人の、研ぎ澄まされた内と外の声が、生と死の追憶を伴って甦る。全歌集完結後、次なる詩的領土に挑み、書き継がれた書下ろし四十四篇一挙収録。岡井隆の新たなる詩境。
目次
詩四篇(死について;連詩の会のあくる日;話題;胃底部の白雲について)
四十四の機会詩(嘘;夕ぐれの自分;秋めいた雲;帝国のあるじ ほか)
著者等紹介
岡井隆[オカイタカシ]
1928年生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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