鮎川信夫全集〈第2巻〉評論(1)―戦中手記附戦中評論

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鮎川信夫全集〈第2巻〉評論(1)―戦中手記附戦中評論

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  • サイズ A5判/ページ数 662p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784783722847
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0392

内容説明

傷痍軍人療養所の病棟で書かれた「戦中手記」を読むと、すでに「敗戦」は予知され、「戦後」は先取りされていたことが判る。戦後まもなく書き始められた「現代詩とは何か」全六章は「戦後の詩の原理」として、近代以降の詩の考え方を根底から一変させてしまった。戦後の「知識人論」としても熱烈に読まれた『鮎川信夫詩論集』と『戦中手記』を中心にした評論1。

目次

暗い構図―囚人に関するノート
詩人の出発
『荒地』について
現代詩とは何か
現代詩の機能
覚書―現代詩の性格的変化と方向
不安の貌
批評家の態度に関するノオト
近代詩人
文学の摂理〔ほか〕