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夜明け前十分

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784783712572
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

見えないものを見る、みずみずしい感受性が十分に堪能できる詩集。

目次

視線と木

うごき
涌き水
きょう、ゆびわを
東北沢
豆と家族
喫水線
ふたつの林檎
靴〔ほか〕

著者等紹介

小池昌代[コイケマサヨ]
1959年東京生まれ。詩集に『水の町から歩きだして』、『青果祭』、『永遠に来ないバス』(1997年思潮社現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(1999年書肆山田高見順賞)、エッセイ集に『屋根への誘惑』(2001年岩波書店)がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kentaro mori

1
「いつか/速さに振り落とされてしまうまえに/詩を書きたい、とわたしはおもった/時に停泊したことばをためて/虫の声の行く方へ/行く方へ導かれ」(東北沢)ー「まるで/双子のような林檎を人からもらい/テーブルのうえに置くと/ふたつという数が/とたんにわたしの胸をしめつける/どちらかを選べばどちらかが残される/ふたつとは なんと悲痛な数であろう」(ふたつの林檎)2018/05/17

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