出版社内容情報
かみゆ歴史編集部[カミユレキシヘンシュウブ]
著・文・その他
内容説明
多面的で個性豊かな神々。壮大かつ、神秘的な世界を一挙紹介!!ダイアグラム、図版&イラストで徹底解説!キャラクター&エピソード満載!!!
目次
1章 インド神話とは?(インド神話の成立;インドの神々の特徴 ほか)
2章 ヒンドゥー時代の神々(ヴィシュヌ;ラクシュミー ほか)
3章 ヴェーダ時代の神々(インドラ;アグニ ほか)
4章 魔物・魔神(アスラ;ヤクシャ ほか)
5章 叙事詩(ラーマ;ラクシュマナ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
21
破壊神「シヴァ」、雷神「インドラ」、創造神「ブラフマー」、世界の維持と繁栄を司る「ヴィシュヌ」といった世界中の文学・映画・ゲームなどにも登場する神々や、魔物、魔神、インドの2大叙事詩「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」のあらすじが紹介されている本。中でもわたしが興味を引かれるのはブラフマー。宇宙と神を創ったとされるブラフマーの別名は「アートマブー(自分自身で生まれたもの)」、「スラジェーシュタ(すべての神々よりも前に存在するもの)」だそう。自分自身で生まれたというブラフマーはどこから来たのでしょうか?2020/12/04
とも
9
これもコンビニで購入。シヴァとガネーシャぐらいしか知らなかったのでまさにゼロから。 とても複雑で理解はできなかったです。こんな神話があるのか~ぐらいで。 仏教との関わりが密接でインドの神様それぞれに仏教での対応する神格があるぐらいなのに驚きました。こんなに神話がかぶるものかな?むしろ仏教のエピソードしかないページもあるけど…なんて思いながら読みました。2018/07/04
湯呑
6
インド神話は一つの神が複数の化身を持ったり、バラモン教、ヒンドゥー教によって毛色が変わったりとなかなか複雑。共通点は英雄譚たる叙事詩の善悪役がハッキリしていることでしょうか。インド神が後の仏教神になったものもあり、それは繋がりが面白いと感じた次第。一番印象強く残ったのは、破壊神シヴァの愛妻家っぷり。2023/03/24
hyde
3
バラモン教を元にして土着の信仰を混ぜ和せてヒンドゥー教ができたから、カースト制度が受け継がれている。2022/08/26
つくし
3
宗教と関連した変遷の解説は頭がこんがらがる感じ。強力な神様が他に役割を取られて印象が弱くなったり、ひとりの神様が物語ごとに様々な姿をとったり、興味をひかれる成り立ち。ゲームなどのメディアを引き合いに出す程度が同シリーズのエジプト神話の解説よりも多めでした。2022/06/07