内容説明
格安航空券販売をやめて“風”にしかない旅をつくる。限られた時間で旅をする人たちに、その価値を買っていただくことで食べていく。一九九六年、そう決めた。風ネットワークは世界に広がる。
目次
第1部 歴史編(比田井さんとの出会い;長野で小学校教員になる;「マップで働いてみない!?」;アクロスで一から修業 ほか)
第2部 商品編(商品を自慢したい;『エイビーロード』にはお世話になった!;ツアーの行間設計が風の持ち味;旅のメーカーになりたい ほか)
著者等紹介
原優二[ハラユウジ]
1956年8月18日生まれ。長野県飯田市生まれ。82年、慶應義塾大学文学部哲学科を卒業した年に、東京都職員となり、足立区の小学校に学校事務職員として勤務。88年、長野県丸子町立北小学校に教員として勤務。1年生と2年生の担任を務める。88年末に、比田井博に誘われて初の海外旅行でネパールへ。90年に再上京し、海外格安航空券販売専門の株式会社アクロストラベラーズビューローに勤務。91年、株式会社風の旅行社設立、代表取締役に就任。現在、海外・旅の専門店連合会会長、日本旅行業協会(JATA)運営役員、旅行産業経営塾OB会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
12
なんだろうね、これ。行ってみたらがっかりとか思うけど、別にそれでもいいやって思えてしまったのがいいところだと思う。なんだろうね。そういう切り抜きをどこまで許容するかだよね。一番いいときに、一番いいカメラマンが、撮影した写真が一番いい、に決まってる。何しに旅行するんだろうね。2022/04/05
ken
3
ネパールやモンゴルなどへのフルパッケージの旅を専門とする風の旅行社、原社長の書かれた本。格安航空券や人気目的地への大量送客が主流の業界の常識とは異なるビジネスモデルをなぜ、いかにして構築したのか。企業の歴史とともに記されている。 旅に行きたくなる本。2021/02/06