内容説明
太宰治に師事する三人三様の文学人生。破滅的な田中英光、不遇の小山清を、太宰から離れる心とともに凝視する戸石泰一。戸石渾身の一書を新装出版。
目次
青い波がくずれる―田中英光について
そのころ―小山清とのこと
別離―わたしの太宰治
著者等紹介
戸石泰一[トイシタイイチ]
1919年1月28日仙台市生まれ、78年10月31日没。東京帝國大学文学部國文学科卒。大学在学中から太宰治に師事。卒業と同時に南方戦線へ。戦後、出版社に勤め『太宰治全集』を編集。東京部高教組の専従役員を十年間務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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