目次
1 漢字のはじまり
2 書体のうつりかわり
3 中国の書道と書家
4 日本の文字の歴史
5 漢字文化圏の文字
6 モンゴル書道
7 ベトナム書道
8 ハングルってなに?
9 ハングル書道に挑戦!
著者等紹介
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京生まれ。東京外国語大学卒。編集者として書籍・雑誌の編集に携わり、まもなく1000冊になる。そのあいまに著述活動もおこなってきている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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漢字文化圏というくくりで考えると、日本、中国、朝鮮、ベトナム、台湾、が急に身近に親しみを感じた。2016/12/02
そーすけ
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98*やっぱり、毛筆の書道こそ「書道」って感じがする。「心」の篆書とか小篆が、アレに見える(笑)。トンパ文字は生きた象形文字らしい。おもしろい。王羲之懐かしいなぁ。書道の時間に蘭亭序やったなぁ。「古事記」によれば、日本にはじめて紙が入ってきたのは285年に百済から『論語』がもたらされたとき。毛筆を伝えたのは空海。リス、サル、ブタ、スカンク、ウサギなんかから毛筆作っちゃうのね。日本の書道もページがもっとあっても良かった。2016/04/13
読書記録(2018/10~)
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シリーズ②が読みたかったついでに。子供向けオールカラーの大型本だが内容は深い。最後は漢字編。書体の変遷や日本での発展も解説。各国が漢字を廃止した現在、残るは中国、日本くらい。ただユネスコ無形文化遺産にも登録されている毛筆による中国書道はかつての漢字圏各地に広まり、漢字ではないがモンゴル書道・ベトナム書道・ハングル書道もある(モンゴル書道もなんと無形文化遺産)。2021/09/20