出版社内容情報
榛名山(はるなさん 群馬県)噴火の遺跡から異邦人が出現した。
桃太郎の鬼も、坂上田村麻呂(征夷大将軍)も、高僧の行基や最澄も、
みんな同じ血脈・渡来人の子孫だった!
1500年以上前の榛名山の大噴火。その遺跡から出現したのは、
驚きの異国の武人であった。その武人とは一体誰か?
その謎を巡って古墳王国と呼ばれた群馬の古墳や史跡を辿ると、
そこにあったのは渡来人、別名まれびとの知られざる存在であった。
著者の人生と重なり合うように繰り広げられる、まれびとから見た
もう一つの日本古代史。
古代においては、渡来人も日本人も共生する、ゆたかな世界が
つくられていたことを伝える、現代へのメッセージ………
内容説明
力持ちの金太郎も、高僧行基・最澄も、銅金の発見者も、征夷大将軍坂上田村麻呂も…みんな渡来人の子孫。1500年以上前の榛名山の大噴火。その遺跡から出現したのは驚きの異国の武人であった。その武人とは一体誰か?その謎を巡って古墳王国と呼ばれた群馬の古墳や史跡を辿ると、そこにあったのは渡来人、別名まれびとの知られざる存在であった。著者の経験を交えつつ、まれびとから見たもう一つの日本古代史に迫る。
目次
第1章 地下から異邦人出現
第2章 知られざる古墳王国
第3章 東国を生きた渡来人
第4章 鉄を生んだ王国加耶
第5章 新発見・渡来人の道
付章 天草のまれびとたち
あとがき―見直したい朝鮮への偏見