海の古代史―幻の古代交易者を追って

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海の古代史―幻の古代交易者を追って

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779124846
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

古代日本列島における人と物の移動の姿!



文化・文明の伝播。黒曜石や土器、貝殻のアクセサリーなどの

産地と遠く離れた出土地。

銅器や鉄器の朝鮮半島からの輸入の担い手は!?

古代交易者の姿を追って、南九州、奄美諸島、沖縄、先島諸島、

韓国南部へ……。

主な目次内容



第一章 グレートジャーニーと古代の交易者



1 古代交易者の誕生



日本人はどこから来たのか

水平線上に見える陸地を目指して

航海専業者の出現

普及する縄文文化

古代交易者の出現

非情報化時代の情報独占者 ほか



2 古代交易者の群像



古代交易者の勇・阿曇一族

王権の信仰を得た宗像一族

台頭する新興交易者たち

南海交易を仕切った? 阿多隼人族 ほか



第二章 種子島──南北交易の交点



ここに陸終わり、海始まる

平家の落人はなぜ南海に逃れたか

日本最古の稲作文明

種子島は南北文明の融合点 ほか



第三章 奄美諸島──大島が小島に支配されていた



1 海人のいない島々──奄美大島、加計呂麻島



古代奄美の物流基地

海人のいない島

奄美海人は磯者

立神とノロ

トカラの船頭と久高の船乗り

奄美人の本土乱入 ほか



2 南海の覇権のあった島──喜界島



八郎真人のこと

城久遺跡の権力者とは

阿多隼人族と阿多氏

城久交易センターの独立 ほか



第四章 沖縄──北の文化の行き止まり



港川人は交易者ではなかった

前期縄文時代の沖縄人は山地民族だった

漁撈者が航海者となった転機

本格化する南海交易

沖縄に伝わらなかった稲作

交易者の足跡

阿多隼人の足跡

古代交易の主流は西海岸

沖縄の古代交易を支えた人々 ほか



第五章 先島諸島──南の文化の行き止まり



1 手足のない島々──宮古列島



文化果つる宮古島

イモガイのアクセサリーの謎

宮古島に海人はいなかった

久松五勇士

流人も来ない孤島

北東からやってきた異人の痕跡

タカラガイの伝説



2 八重山は珊瑚礁に抱かれた絶海の楽園



豊かなる石西礁湖の恵み

石垣島の北東端に残る痕跡

八重山の基調文化は南から

先島で見つけた古代交易者の幻影

南端の島に残る存在感

イモガイルートとタカラガイルート ほか



六章 韓国南部──海峡を往来した古代交易者たち



韓国の視点で日韓古代交易史を見る

日韓古代交易の歴史を遡る

日韓古代交易ルートの変遷

韓国南部の古代製鉄ベルト

圧倒する製鉄産業

青銅器の古代日韓取引

任那の実在性

任那日本府二つの機能

古代日韓交易を担った主役たち ほか



終 章 古代交易者の源流を求めて



古代航海民族ラピタ人

オーストロネシア人種の大航海

オーストロネシア人は隼人の祖?

隼人=オーストロネシア人説の問題点

倭人の源流に迫る

中国・江南は目と鼻の先

今に生きる幻の古代交易者の末裔 ほか

布施 克彦[フセ カツヒコ]
著・文・その他

内容説明

古代日本列島における人と物の移動は!?文化・文明の伝播。黒曜石や土器、貝殻のアクセサリーなどの産地と遠く離れた出土地。銅器や鉄器の朝鮮半島からの輸入の担い手は!?古代交易者の姿を追って、南九州、奄美諸島、沖縄、先島諸島、韓国南部へ…。

目次

第1章 グレートジャーニーと古代の交易者
第2章 種子島―南北交易の交点
第3章 奄美諸島―大島が小島に支配されていた
第4章 沖縄―北の文化の行き止まり
第5章 先島諸島―南の文化の行き止まり
第6章 韓国南部―海峡を往来した古代交易者たち
終章 古代交易者の源流を求めて

著者等紹介

布施克彦[フセカツヒコ]
1947年生まれ。一橋大学卒業後総合商社に勤め、十五年間の海外勤務を含めて国際ビジネスに従事。2002年より著作活動を始め、世代論、日本人論などを中心とした新書や貿易実務書など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。