メディアと市民―責任なき表現の自由が社会を破壊する

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メディアと市民―責任なき表現の自由が社会を破壊する

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779124624
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ポスト・トゥルースの時代と言われ、

フェイクニュースがはびこる現在。



昔からトゥルースなき政治が支配し、

権力者は真実を隠蔽し情報操作をして

人々を翻弄してきたことに変りはないが、

近年は表現の自由を保障している

日本国憲法を歪曲して、

マイノリティへの差別を「表現の自由」と正当化したり、

そもそも政治家が憲法を守るつもりなどない

破たん国家になっている。



私たちはメディアにどうむきあえばいいか。



メディアへのアクセスをいかに健全になしうるのか。



ヘイト・スピーチ、レイシズムから、

デモの自由、マンガ表現まで、具体的事例で考える。

もくじ



第1章 表現の自由と責任



表現の自由

表現の責任



第2章 現代世界とメディア



フェイクニュースの時代を生きる

反テロリズムというテロリズム

毒ガスの政治学

核廃絶と芸術と民衆

科学報道における人権侵害



第3章 権力とメディア



安保法制とメディア

国連改革と平和への権利

警察権力とメディア



第4章 ナショナリズムと歴史認識



3.11とナショナリズム

「文明国の普遍的価値」と靖国

迷走する「慰安婦」報道



第5章 名誉毀損と差別表現



名誉毀損の基礎知識

部落差別とメディア

朝鮮人差別とメディア



第6章 ヘイト・スピーチとその対策



ヘイトに満ちた時代

ヘイト・スピーチ対策のために

ヘイト・スピーチと闘う裁判

ヘイト集会に公共施設を貸せるか



第7章 琉球に対する差別とヘイト



「土人」発言が照らし出すレイシズム

弾圧を跳ね返す沖縄の闘い

琉球救国運動とは何だったのか

いま、琉球独立への道を探る

大和民族の方は手を挙げてください



第8章 デモの自由と規制



広場の民主主義

道路の憲法的機能

占拠する市民、抗う志



第9章 マンガ表現と同時代



『あしたのジョー』再読

『カムイ伝』再読

『光る風』再読

前田 朗[マエダ アキラ]
著・文・その他

内容説明

ヘイト・スピーチも、表現の自由、ですか?レイシズムから、デモの自由、マンガ表現まで、具体的事例で考える。

目次

1 表現の自由と責任
2 現代世界とメディア
3 権力とメディア
4 ナショナリズムと歴史認識
5 名誉毀損と差別表現
6 ヘイト・スピーチとその対策
7 琉球に対する差別とヘイト
8 デモの自由と規制
9 マンガ表現と時代状況

著者等紹介

前田朗[マエダアキラ]
東京造形大学教授。刑事人権論、戦争犯罪論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。