出版社内容情報
言語は教養の源泉だ!
英語の学習は、母語である日本語とは異なり
意識的な学習である。
「教養」という言葉が色褪せてしまったからこそ、
読書の意義を見直したい。
英語の読書と発音は英語修得における死活問題だ。
本書の内容を実行すれば、
教養人として恥ずかしくない英語が修得できる。
英語の感性を磨くために、
真の名文を音読によって、味わうべきである。
言語なしに教養は獲得出来ない!
【主な目次】
? 英語で考えれば必ず話せる
会話は会話の学習をしても上達しない
英語を喋る九官鳥になるな
話すとは考えていることを発音すること
和訳はやめるetc
? 魔法の言葉はPlease だ!
外国語は敬語・丁寧語をまず学ぶ
英語にも尊敬・謙譲・丁寧語が存在するetc
? 英語は論理と耳で書け
書くことが一番難しい
文章力が真の実力
英語は文法が全て?
多読し英語で考えるetc
? 英語の最高の上達法は読書だ!
とにかく読むこと
面白いものを読む
和訳を利用する
段階的英語のリーダーを活用するetc
? 名文を味わう
名文は美酒だ
R・チャンドラー
パトリシャ・フィニー
トーマス・クック
コウナン・ドイルetc
島根 国士[シマネ クニオ]
しまね・くにお
名古屋市立大学名誉教授。
県立浦和西高等学校、上智大学文学部英文学科卒業。
2年間の会社勤務の後、母校の大学院に戻り、
文学研究科英米文学専攻修士課程終了(文学修士)。
1968年、
ノートルダム清心女子大学文学部英文学科専任講師、
同助教授(1973)、
同英語・英文学科教授(1984)。
その後、八千代国際大学教授(1988)、
高知大学教育学部教授(1990)、
名古屋市立大学人文社会学部教授(1995)、
同大学院人間文化研究科教授(2003)を歴任。
2005年病気により依願退職。
2006年4月同名誉教授。国際的な論文多数。
著書に『英語修得の思想と方法』(彩流社、2015)、
『国際文化学への招待―衝突する文化、共生する文化』
(寺田 元一と共編、新評論、1999)、
『ミルワード氏の英文学ファンタジー
(英文講読教材)』(ピーター・ミルワード著、
島根 国士著、南雲堂、1994)など。
内容説明
英語の学習は、母語である日本語とは異なり意識的な学習である。「教養」という言葉が色褪せてしまったからこそ、読書の意義を見直したい。英語の読書と発音は英語修得における死活問題だ。本書の内容を実行すれば、教養人として恥ずかしくない英語が修得できる。英語の感性を磨くために、真の名文を音読によって、味わうべきである。
目次
1 英語で考えれば必ず話せる(会話は会話の学習をしても上達しない;英語を喋る九官鳥になるな ほか)
2 魔法の言葉はPleaseだ!―好感と尊敬を持たれる英語(外国語は敬語・丁寧語をまず学ぶ;英語の段階(レベル) ほか)
3 英語は論理と耳で書け(書くことが一番難しい;文章力が真の実力 ほか)
4 英語の最高の上達法は読書だ!(とにかく読むこと;面白いものを読む ほか)
5 名文を味わう(名文は美酒だ;R・チャンドラー ほか)
著者等紹介
島根国士[シマネクニオ]
名古屋市立大学名誉教授。専門はイギリス文学(英詩音声文体論。G.M.ホプキンズ研究)。1940年、浦和市(現・さいたま市)生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。同大学院文学研究科英米文学専攻修士課程修了(文学修士)。ノートルダム清心女子大学教授、八千代国際大学教授、高知大学教授、名古屋市立大学大学院教授他を歴任。英国政府国費研究者(British Council Scholar)としてロンドン大学に留学(1973‐4)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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柊
田中峰和
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