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内容説明
住むだけで、ぜん息などアレルギー疾患の症状が抑えられる家があります。「HASの家」は医学、環境工学、建築の専門家によって、一定の医学的効果が認められた日本初の住宅です。さらに、福島第一原発事故以降、空気中に飛散している放射性物質の、屋内への侵入を防ぐ効果も実証されました。家を建ててしまってから悔やまないためにも、建てる前に必ず読んでおきたい一冊です。
目次
第1章 アレルギーはなぜ起きる
第2章 住まいとアレルギー
第3章 ぜん息の治る家をつくった
第4章 入居者の調査でわかった医学的効果
第5章 驚異のアレルゲン除去効果を実測
第6章 脱アレルギー住宅が日本を変える
著者等紹介
原澤浩毅[ハラサワヒロキ]
ハラサワホーム株式会社代表取締役社長。群馬県立太田高校、京都大学工学部建築学科を卒業後、米スタンフォード大学大学院で修士課程を終え、スタンフォード大学Center for Integrated Facility Engineering研究員(1993~1994年)を経て、現在、博士課程に在籍。海外視察など世界中を飛び回る生活をしている
土橋邦生[ドバシクニオ]
医学博士。群馬大学大学院保健学研究科教授。日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会専門医、インフェクションコントロールドクター、日本内科学会認定医。専門は呼吸器病学、アレルギー学。主として環境因子の呼吸器アレルギー疾患への影響を研究している。酸化ストレスとアレルギー、職業性ぜん息、石綿肺などを研究している
三田村輝章[ミタムラテルアキ]
前橋工科大学工学部建築学科准教授。東北大学工学部建築学科卒業。東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。専門は建築環境工学。主に住宅の熱・空気環境に関する問題に取り組み、現場実測や数値シミュレーションを通じて幅広い研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。