幻冬舎ルネッサンス新書<br> 失われた日本の美意識

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幻冬舎ルネッサンス新書
失われた日本の美意識

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  • サイズ 新書判/ページ数 180p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784779060083
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0295

内容説明

江戸時代、日本人の美意識は世界の最高水準にあった。しかし、明治維新以降、西洋の合理主義思想を受け入れた日本人は、日本文化の美意識である「みやび」「うつくし」「いき」「いつくし」を無駄なものとして放棄してしまった。この失われた美意識が、普遍的な芸術作品の数々にはひそやかに息づいている。それを丹念に拾い出すことにより、「和」の精神の原像に迫った異色の芸術論。

目次

序章 (文化の断層;現代美学との関係)
第1章 逆説的な美学(不易流行;逆説的な視線;江戸美術の生動感)
第2章 美とハーモニー(ハーモニーの発見;共通感覚と脳の進化;逆説としてのバロック;優美の継承と「うつくし」の放棄)
第3章 美の原形(波状曲線の美学;黄金分割の秘密;慈しみの画家ピカソ;美という意識の誕生)
第4章 美と慈しみ(「いつくし」としての「うつくし」;自然美の魅力;「いき」の構造;「みやび」の忘却)

著者等紹介

杉山鼎[スギヤマカナエ]
プロダクトデザイナー。1943年東京生まれ。1962年東京都立北園高等学校卒業。卒業後は「坊城サークル」に参加し、古典文学を学ぶ。1965年日本デザインスクール(現、日本デザイン専門学校)工業デザイン科中退。その後米国商社、デザインオフィス、メーカーを経てテクノデザイン研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんさん

5
「見渡せば花も紅葉も・・・」が平家滅亡の翌年の作とは気づいていなかった。古典に親しもうと思う。「物の美しさは、物そのものが美しいわけではない。人の眺めによって美しいものとなるのである。」見えるものだけでなく、直接には見えない、過去あるいは遠く離れているものへの想いを合わせ、慈しむということか。2021/07/20

h1r04

0
動的な均衡2017/10/20

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