内容説明
「Android」端末では、多くのユーザーが「フィッシング詐欺アプリ」に引っかかり、ネットバンクのアカウントが漏洩しました。「安全」と思われてきた「iPhone」も、「アドレス帳」を勝手に読み込むなど、個人情報をねらったアプリが登場しています。実際に起きたスマホの個人情報漏洩事件をもとに、どのようなマルウェアがあり、またどのように対策すればよいのか、具体例を挙げて丁寧に解説します。
目次
第1部 スマートフォンのマルウェア(狙われるスマートフォン;携帯電話を狙う世界初のマルウェア「Cabir」 ほか)
第2部 スマートフォンを狙う国内のマルウェア(国内の携帯事情とマルウェア;初の日本語マルウェア『海賊版「いっしょにとれーにんぐ」』 ほか)
第3部 マルウェア以外による情報漏洩(OS自体に仕込まれたスパイ?「Carrier IQ」;超人気アプリ「LINE」の危険なプライバシー)
第4部 スマホのセキュリティ対策(スマートフォンのセキュリティ;「iPhone」のセキュリティシステム ほか)
著者等紹介
御池鮎樹[ミイケアユキ]
1974年京都生まれ。1997年大阪大学文学部卒業。関西出身のフリーライター。パソコン関係を中心に、音楽・歴史などのジャンルに手を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
1
ガラケー最強伝説。日本の細やかな技術は最大の防御かもね。江戸時代の鎖国による文化の高さとリンクするかも。スマホにする前に読んだ方がいいよ。無料アプリやスタンプがどういう意味を持つか(記載はないが)そこまで読み込む力があれば、まぁ活用は大丈夫じゃないかな。無料wifi利用時のチャットとかネット利用も注意してね~(^^;)人に見られても困らない内容でね!。笑 あと、33ページ、後半120ページのマルウェアのリック・アストリーの画像に切なくなりました!脳内再生MP3で曲が再生されました!2013/04/24
ナツ
0
専門用語で解りにくい言葉も若干あったが、読んでおいて良かったです。パソコンが苦手な人や、スマホ初心者、「マルウェア」が分からない人は読んでおいて損はないでしょう。ガラケーからスマホに代えたい人も!2013/05/01