内容説明
主人公リック・ドッカリーは、ＮＦＬに所属するプロのフットボール選手。３番手のクォーターバックとして、契約チームを転々とする彼は、スーパーボウル出場をかけた一大決戦で、信じがたいミスを連発。大怪我を負い、マスコミやファンからも大ブーイングを受け、所属チームからも解雇されてしまう。「Ｐｌａｙｉｎｇ ｆｏｒ Ｐｉｚｚａ」（出場料はピザで）と揶揄されながらも、イタリア・パルマで再起を図るアメリカーノ・フットボーラーの物語。
著者等紹介
グリシャム，ジョン［グリシャム，ジョン］［Ｇｒｉｓｈａｍ，Ｊｏｈｎ］
１９５５年生まれ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクールを卒業後、弁護士として活躍。１９８３年から９０年にかけては、ミシシッピ州議会の議員を務める。８９年に『評決のとき』で作家としてデビューする
白石朗［シライシロウ］
１９５９年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメフトファン
26
アメフトファンとしては必読の本。NFLで奇跡の大逆転を演出してしまったQBがイタリアのプロリーグに渡り再生を計ります。パルマの美味しい地元料理には今すぐ飛んで行きたい誘惑にかられます。恋の予感も匂わせつつ下巻に！後ろにアメフト用語の解説があり勉強になりました（笑）2013/12/15
tom
17
「グレート・ギャツビーを追え」はそれなりに面白かった。いつもの図書館散歩をしていたら、たまたまこの本が目に入ったので借りてくる。主人公は、二流アメフト選手。見事な失敗をしてしまい、追われるように、逃げ出すようにしてイタリアに行く。ここから始まる物語だけど、この本は、アメフトのゲームとイタリア旅行の二本立て。イタリア旅行では、料理を堪能し、オペラに目を回す日々が続く。グリシャムは法廷物ばかりを書く作家と思い込んでいたのだけど、こういう本も書いていたのだ。楽しみながら下巻に進む。2021/12/31
ともぞう☆
3
感想は下巻でf^_^;2013/11/28
りょう
3
イタリア料理うまそう。それに尽きる。
Kusano Masaya
2
ＮＨＬで大失態を犯した主人公が、イタリアというアメフトにまったくなじみがないところのチームに移籍して、スーパーボウルを目指す物語。アメフト経験者としては読みやすく、面白かったので下巻も読んでみようと思う。今のところ、特に特徴もない主人公が今後どう変わっていくのか楽しみ！2012/06/13
