内容説明
警察がでっちあげた証人とお粗末な科学捜査により、ロンは死刑判決を下される。12年にもわたる過酷な刑務所暮しがはじまった。刻一刻と迫りくる死刑執行の期日。徐々に彼は精神を蝕まれていったが、そこにDNA鑑定という一筋の光明が差し込む…。綿密な取材で捜査当局の不正義を容赦なく白日の下にさらした、全米ベストセラー。
著者等紹介
グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン][Grisham,John]
1955年生まれ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクールを卒業後、弁護士として活躍。1983年から90年にかけては、ミシシッピ州議会の議員を務める。89年に『評決のとき』で作家としてデビューする
白石朗[シライシロウ]
1959年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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