ひとりひとりのやさしさ

個数:

ひとりひとりのやさしさ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月12日 16時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4変判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784776406143
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

あるあさ、クローイのクラスにこうちょうせんせいがおんなのこをつれてはいってきた。「てんこうせいのマヤですよ」マヤのかっこうはみすぼらしい。おべんとうのなかみもへんだ。クローイたちは、そんなマヤをわらいあい…。マヤとの出会い、無視しつづけた日々。でもある日、クローイは大事なことに気づく…。実力派作家コンビが描く問題作。シャーロット・ゾロトウ賞受賞、コレッタ・スコット・キング賞オナーブック。

著者等紹介

ウッドソン,ジャクリーン[ウッドソン,ジャクリーン] [Woodson,Jacqueline]
1963年、アメリカ、オハイオ州生まれ。児童文学作家。『ミラクルズボーイズ』(理論社)でコレッタ・スコット・キング賞を受賞、『かあさんをまつふゆ』(光村教育図書)がコールデコット・オナーブック、『Show Way』がニューベリー・オナーブックに選ばれるほか、受賞歴多数。これまで、アフリカ系アメリカ人をモデルにした作品を数多く発表し、人種問題や思春期の少女の悩みなどを題材に鋭い視点で書きつづけている。現在、家族とニューヨーク州のブルックリンで暮らしている

ルイス,E.B.[ルイス,E.B.] [Lewis,E.B.]
Earl Bradley Lewis。1956年、アメリカ、ペンシルヴァニア州生まれ。幼少の頃より、ふたりのおじの影響を受け、画家に。『Talkin’ About Bessie』でコレッタ・スコット・キング賞を受賞するなど、現在、注目の実力派イラストレーター。手がけた児童書は50点を超える。創作活動のかたわら、大学で絵を教えている。ニュージャージー州、フォルサム在住

さくまゆみこ[サクマユミコ]
1947年、東京生まれ。出版社勤務を経てフリーの翻訳家となる。現在は青山学院女子短期大学教授。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

72
いじめテーマの絵本。転校してきたマヤをなんとなくで無視し、笑った主人公。けっして一緒に遊ぼうともしなかった。いつしかその転校生は学校にこなくなった。小石を水に落としたとき、さざなみが広がる。「やさしさも、これとおなじですよ。わたしたちの ひとりひとりの ちいさな やさしさが、さざなみのように せかいに ひろがっていくのです」マヤにやさしさをとどけるチャンスはもうない。▽主人公の少女の後悔を感じられる。でもマヤはもっと悲しかったんだろう。主人公の少女がいつか、優しさを届けられる人になってくれたらいいな。2019/02/28

ルピナスさん

64
身なりの貧しさやクラスメイトからの無視で友達を作らないまま転入後あっという間に去っていったマヤは、本当はどういう理由でまた引っ越したのだろう。マヤ自身のいじめに対する悲しさ故?全く関係なく親の都合で?真相は分からない。先生が話してくれた「私達一人一人の小さな優しさが、小石を池に投げ込んだ時の小波のように世界にひろがっていく」ことを、主人公のあたしは実践できなかった。残るは届けられなかった優しさへの後悔。きっとこの後悔はこれからもあたしの心の奥でチクチクと訴えるはず。痛過ぎて繰り返したくないけれど大切な学び2023/07/21

ネギっ子gen

59
ある朝、クローイのクラスに、校長先生が入ってきて女の子を紹介した。「てんこうせいのマヤですよ」と。マヤの服は、古くてみすぼらしい。アルバート先生がマヤをクローイの隣に座らせた。<マヤは あたしに わらいかけた。でも、あたしは えがおを みせなかった>。クローイたちは、そのマヤの噂話をし、変な弁当を笑いものにしていたが、急に登校しなくなる……。そんな中、先生の小石を使った“優しさ”の授業が、クローイの胸を刺す――。多感な少女の心の動きを丁寧に掬い取り、読者一人ひとりの心に問いかける、美しい絵が心に迫る絵本。2021/05/26

とよぽん

55
学童保育の書架にある。タイトルが気になって読んでみた。子ども同士の感情がとてもリアルで、痛々しい。異質のものを受け入れがたい集団、グループ。その中のひとりひとりが自分の感性や考えを大切にすることができれば・・・。もっと子どもたちは生き生きと関わり合えるだろう。マヤは身近なところにいるかもしれない。4年生以上ぐらいの子が読むといいのかなと思う。絵が優しいタッチながら、とても真に迫ってくる。2024/04/24

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

47
優しく出来なかった事を後悔する主人公。気付いた時には遅いかもしれないけれど、同じ過ちを二度としない事の方が大切。これから優しさがひろがっていくといいな。2014/07/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7002661
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。