内容説明
船宿に居候する謎の浪人、幸四郎。なにをするでもなく毎日を遊び暮らしているものの、ときに難事件をあざやかに解決するという、まこと不思議な男である。とぼけた顔とは裏腹に頭脳は明晰、しかも剣の腕前は達人級。それもそのはず、じつはこの幸四郎、さる藩の大名…つまりは、本物のお殿さまなのであった。大名の生活を嫌がり、市井にくだってきた幸四郎のもとに、いつしか浜吉やおりん、六助、貫太郎といった大切な仲間たちが加わり、そして秘密めいた凄腕の同心もかかわりはじめる…!大人気シリーズ『殿さま浪人 幸四郎』の初期作品群を再編成、書下ろし新作一編を加えた決定版・第二弾!
著者等紹介
聖龍人[ヒジリリュウト]
佐賀県有田生まれ。日本大学卒業後、内外タイムス入社。その後、新聞、雑誌などのライターを経て、作家となる。気学、呪術研究家としての顔も持ち、占星術、姓名判断など易学の分野でも活躍中。専門的な知識も豊富である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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