内容説明
200X年、房総沖に巨大な艦隊が出現し、国民を驚愕させた。それは平成時代に存在するはずのない、戦艦6隻、空母10隻を擁する大艦隊だった。その艦隊こそ、昭和の時代を征服し、ヒトラーの復讐心によって、時空の闇に消えたと思われた我らが「愚連艦隊」の勇姿だった。悪魔の誘惑に骨まで浸かった大官寺長官が平和で穏やかな平成の海に波風をたてようと帰ってきたのだ。それだけではない。彼らは昭和時代の富を戦利品として持参していた。利にさとい日本政府が放っておくはずがなかった―。しかし古今東西、大官寺を利用した者には必ず恐ろしい罰が待っている。まして愚連艦隊の戦力ははるかにグレードアップしていたのだ。艦隊が巻き起こす驚愕・歴史改変の行方は!?大人気『愚連艦隊』待望の第2シリーズ、颯爽とスタート。
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
ゲーム・クリエイター、ソフトハウス社長を経て、平成元年に『時航惑星ガデュリン』(角川書店)にて作家デビュー。現在もゲーム製作を行いつつ、主に文明の仮想化(シム・シビライズ)をテーマとした架空戦記・架空時代小説を執筆中。昭和32年生まれ。福岡県出身
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