出版社内容情報
本書の著者は東京都日野市で下肢静脈瘤の治療を専門とするクリニックを営んでいる脈管専門医です。
下肢静脈瘤とは、脚の静脈が膨らんだり、曲がりくねってボコボコとしたコブ(瘤)になって浮き出てくる病気です。
女性に多いこともあって、その見た目の悪さに悩み、「自分の脚がどうなってしまうのか?」と不安を抱えている方がたくさんいらっしゃいます。
ですが、世の中にはいろいろな病気があり、多くの病気は完治するかどうか不確実な中で、下肢静脈瘤は決して怖い病気ではありません。
なぜなら、下肢静脈瘤は?必ず治る病気?だからです。
治療によって確実に改善できて、その姿を変えることのできる数少ない病気です。
下肢静脈瘤についての書籍は数多く出版されていますが、
本書では下肢静脈瘤とはどういう病気かという事からはじまり、
基本的な治療から最新治療法までを網羅するだけではなく、
弾性ストッキングの使い方やセルフケアまでをまとめた、今までにない1冊です。
「下肢静脈瘤」という病気の本当の姿を知って頂き、患者さんに明るい笑顔になって頂けることを願っています。
内容説明
下肢静脈瘤は女性に多いこともあって、その見た目の悪さに悩む方が多いのですが、実はこの病気の本質は、“美容”の側面でなく、“血液の逆流”にあるのです。これを放置すると、皮膚に潰瘍ができたり、出血するなど重症化することもあります。でも、安心してください。下肢静脈瘤は“必ず治る病気”です。治療によって確実に改善できて、その姿を変えることのできる数少ない病気なのです。ですから、1人で悩まず、早い段階で治療することが大切です。本書を読んで、ぜひそのことを理解してください。
目次
序章 下肢静脈瘤の問題は「血液の逆流」にある
第1章 下肢静脈瘤はどういう病気なのか
第2章 下肢静脈瘤はどうやって治すのか
第3章 弾性ストッキングはどのように活用するのか
第4章 クリニックでの治療はどういう流れになるのか
第5章 深部静脈血栓症とはどういう病気か
付章 下肢静脈瘤の予防にも役立つセルフケア
著者等紹介
森末淳[モリスエアツシ]
医学博士/脈管専門医。森末クリニック院長。1966年生まれ。1991年に東京医科大学を卒業後、慶応義塾大学医学部外科に入局する。胸部以外の全領域の血管を扱う一般消化器外科の血管外科班に所属し、下肢静脈瘤の治療を日常的に行う。種々の臓器の疾患を治療しながらも、下肢静脈瘤治療に意義を見出し、東京・日野市立病院外科部長を経て、2009年に胃腸内科・下肢静脈瘤「森末クリニック」(日野市)を開業する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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