内容説明
神々は特愛の若者を手元に召すという。将来を嘱望されながら、神々に愛されすぎた三人の若者の生と死。
目次
陽の章 前山泰隆(そつのない優等生;インド哲学を志す;友情の芽ぐむころ ほか)
風の章 備仲悟(壮絶な闘い;清風あるいは蝉;奇妙な友情 ほか)
空の章 樋口京子(負けん気のお嬢さん;京子の「桃源郷」;週刊住宅情報 ほか)
著者等紹介
備仲臣道[ビンナカシゲミチ]
1941年朝鮮忠清南道大田生まれ。1959年山梨県立甲府第一高校卒、山梨時事新聞記者、同労働組合書記長(1970年3月まで)。1982年月刊「新山梨」編集発行人(1993年まで134号発行)。1998年「高麗美術館館報」に高麗・李朝美術に関するエッセイを現在も連載中。2002年1月、第6回岡山・吉備の国「内田百(けん)文学賞」優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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