くもんの児童文学<br> おばあちゃんのおにぎり

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くもんの児童文学
おばあちゃんのおにぎり

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  • サイズ A5判/ページ数 85p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784774304588
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

たんじょう会のテーブルには、いろとりどりのりょうりや、おかしがならんでいた。…そうだ、きょうは、ぼくが「主役」なのだ。きみは、なにをバトンタッチする!?未来への祈りをこめて、いま、すべての子どもたちへ―。“心”をうたいつづける歌手・さだまさしが書いた児童文学。

著者等紹介

さだまさし[サダマサシ]
1952(昭和27)年、長崎県長崎市に生まれる。本名・佐田雅志。3歳8か月より習いはじめたヴァイオリンの修業のため、小学校卒業と同時に、ひとり東京に移り住む。国学院高校をへて、国学院大学法学部に進学するが、2年生のときに中退。72(昭和47年)、吉田政美とフォークデュオ「グレープ」を結成。翌年、『雪の朝』でデビューする。2枚目のシングル『精霊流し』が大ヒットし、一躍注目を集める。76(昭和51)年、グレープ解散後、ソロ活動を開始。以来今日まで、毎年100回以上のコンサートを全国でおこなっている。この間、『雨やどり』『案山子』『秋桜』『天までとどけ』『関白宣言』『親父の一番長い日』『道化師のソネット』『防人の詩』などをヒットさせる一方、他のアーティストへの詞曲提供、著作、映画製作、また、ラジオのパーソナリティとしての活動など、さまざまな分野で活躍。87(昭和62)年より、毎年8月6日に、長崎市で平和のためのコンサート『夏・長崎から』を開催。家庭では、一男一女の父親

東菜奈[ヒガシナナ]
1965(昭和40)年、東京都中野区に生まれる。日本大学芸術学部演劇科をへて、アメリカのダートマス大学大学院マスターコース修了。専攻は人文科学。帰国後、東京デザイナー学院で絵本を学ぶ。現在、童話作家、絵本作家、イラストレーター、翻訳家として、幅広い分野で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

49
さださんの実体験を元にした童話。私も似たような思い出があるので心に響きました。こういう経験は、大人になっても深く残るもの。私の祖母は焼きまんじゅう屋さんをやっていたので、よく焼きまんじゅうや焼きそばを持って来てくれました。お盆やお彼岸には大きなぼたもちも作ってくれました。どれもとても美味しくて、おばあちゃんにしか出来ない味。おばあちゃんが懐かしいです。2016/01/01

かおりんご

26
児童書。読んでいて泣けました。おばあちゃんのおにぎりの話は、どこかで読んだことがありましたが、ぐっときます。2017/07/25

ゆう

17
おばあちゃんの気持ちも、ぼくの気持も、よくわかって、じーんとしました。おばあちゃんのロシア時代の話が面白かった。さださんのおばあちゃんの実話なのかしら。昔の女の人は強いね。逞しさに脱帽します。小学校中学年から。2012/12/05

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

16
おにぎりって特別な食べ物って気がする。子どものときから楽しい思い出には必ず祖母や母のにぎってくれたおにぎりがあった。家族旅行、遠足、運動会・・・手で作られる物だからそれぞれの家庭の味やカタチもちろん具も個性的。この本でも、おばあちゃんのおにぎりにはちゃんと人生が詰まっていた。具ものりも無いおにぎりだけどおばあちゃんの味、生きていた足跡そしてそれは受け継がれていく。さださんの「あとがき」→コメント2011/03/19

あいあい

14
「ふうせんのはか」と同じく、長女が小学生の頃に購入した本。最近、ようやく「かすてぃら」を読んだので、夫が録画してくれたドラマを、先日、彼の赴任先に遊びに行った時に観ました。5話のうち3話までだけど。ドラマの第3話に織り交ぜられていたのが、この「おばあちゃんのおにぎり」。先の「ふうせんのはか」もこのドラマの中にエピソードとして入っています。若い頃に読んだエッセイにあった中川(?)に咲いていた薔薇を母のために取って持ち帰り、庭に植えた話もドラマに折り込まれていました。この「おばあちゃんのおにぎり」は、彼が愛し2013/09/26

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