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内容説明
オリジナルなスクリプト言語をJava仮想マシン上で作り上げる。作成したStone言語のインタプリタを高速化。高速化の一環としてStone言語のコンパイラの作り方を説明。Stone言語の開発では触れることができなかった発展的な話題も取り上げた。
目次
第1部 基礎編(さて何を作ろうか;プログラミング言語をデザインする;トークンに分割する ほか)
第2部 高速化編(変数の読み書きを高速化する;オブジェクトの操作を高速化する;中間コード・インタプリタを作る ほか)
第3部 解説編(自習時間)(字句解析器を手で書く;構文解析のやり方;Parserライブラリの中身 ほか)
著者等紹介
千葉滋[チバシゲル]
1968年生まれ。東京工業大学大学院情報理工学研究科教授、兼、東京大学大学院情報理工学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tabularavum
1
コンパイラ関連の勉強にもなりそうなので、1冊目として読んだ。フロントエンドの部分は優しくてわかりやすかったが、バックエンド関連はJavaやGluonJに依存する部分が多く、やや消化不良感があった。
ころすけ
1
関数型が言語処理系とか DSL を作るのに便利っていう記述を頻繁にみるのだが、いまいち比較対象の知識が乏しいので、読んでみた。 Java そのものにはあんまり興味がないので、コードの内容はあんまり詳しく追ってないけど、理屈は大体分かった気がする。ただ、幾つかのキーワードは、本書ではよくわからず、Web や他の本を参照した。あまり、分かりやすい本では無いと思う。とりあえず、会話の部分とかいらないと思う。また、途中から GluonJ たらいうアスペクト指向な言語を使っており、狙ってる層がよくわからない。2015/03/03
ますみ
1
バイトコードへの変換と静的型言語に変換して型推論を実装する所とか勉強になった。2014/01/24
のぶ
1
パーサの勉強をするならLR文法云々といった理論的なところから入るのではなく実際に作りながら学ぶほうが分かりやすいだろう、という狙いの本だという点では、今までにないうまい線を狙った本だと思うのですが、記述言語(対象言語でないほう)にjavaを使ってて、javaって読みづらいですよね。それに重ねて、インクリメンタルな開発の際にはアスペクト指向的なアプローチがいいよねというケーススタディの意味を本書に持たそうとしてるため、結果的にはかなりの根性(とほとほどの予備知識)がないと読み通せない重い本になったようです。2012/04/05