出版社内容情報
サハラを越えて西アフリカへ、アフリカ大陸を北から西へと駆けめぐった長い旅の物語。ご存じ「旅人」クラマエのアフリカの旅は、いかにして行われたか――好評の超ロング・セラー「ゴーゴー・シリーズ」第3弾。アフリカの庶民の実情に馴染みのない我々にとって最適のアフリカ入門書でもある。 【内容】タンジールの洗礼/メディナで迷子/ラマダーンがやってくる/カスバの女は哀しい酒に酔っていたのか/アッラーからの贈り物/古代壁画美術館の幸福な夜 ほか
内容説明
サハラを越えて西アフリカへ、アフリカ大陸を北から西と駆け巡った長い旅の物語。
目次
タンジールの洗礼
メディナで迷子
ラマダーンがやってくる
カスバの女は哀しい酒に酔っていたのか
アッラーからの贈り物
古代壁画美術館の幸福な夜
サハラを目指して
進め！プジョー５０５
砂漠の向こうにアフリカが見える
ブラック・アフリカに突入す
サヘルの国の暗い夜
ドゴンの村でウマナ、セオ
西アフリカのかくも甘きカフェオレ
国境線上のアフリカ
ギニア湾岸を行く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
3
お馴染みのゴーゴーシリーズ。前にも読んでいるコレ。読み返してもなお面白い。蔵前さんの表現力、つまり文章の上手さがいい。やはり旅本はテンション上がる！！ チュニジアから入ってサハラを超えて西アフリカを歩く内容だが やはりアフリカ。時間がルーズなんてもんじゃない。食べ物も貧しく 飲み続けたマラリア・ピルのお陰でマラリアは避けられたが クスリの副作用が出始めているようだ。ギニア湾の奴隷貿易の拠点で見た当時の資料の酷さ・・・読み手にも強烈だ。2016/01/06
Yasutaka Nishimoto
1
前半のモロッコの旅と、本編のサハラ砂漠を越えて西アフリカまでの旅。1990年前後の著者の旅は、いまの政情では通過できないところもあるだろうけれど、ビジュアルを思い浮かべながら行ってみたいなぁと思わせる魅力がある。出版も旅行人より前の遊星通信の頃だから、この頃海外への旅という願望が自分にもあったならなぁと、30年ほど前の旅行記に思いを馳せてみる。2017/12/03
たちばな 鵺
0
ドキドキする。2013/04/21
