出版社内容情報
アジア18か国を旅して各地で見て食べて考えた数々の体験をレポート。「旅とは何か」「自分にとってアジアとは何か」を問いかけたスーパー・イラスト・エッセイ。旅の鉄則は金をかけず、無理をせず、時間をかけて「ふつう」の人々と交わることというクラマエ流「旅の技法」を満載した旅図鑑の決定版。 【内容】パッポン・ストリートに花束を(タイ)/板門店でコンニチハ(韓国)/ペナンの熱すぎる夜(マレーシア)/中国悪評伝説(中国)/カルカッタ8ミリ事件(インド) ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
4
沢木耕太郎の深夜特急を読んだ直後だったこともあり、正直ちょっと物足りない。一方でイラストと写真がふんだんに掲載されているので、楽しく読めるのは良い。2013/06/14
Kazyury
2
ほぼ30年前のアジアの風景。 この本の中の世界で、変わった世界も多いだろうけど、今も変わらない風景はあるんだろうね。 先日の塩野ばぁの本の辺りからイスラムが気になっていることだし、筆者お勧めのトルコもいつか行ってみたいな。 2016/04/08
まじょるか
1
30年前の本。それから30年。EUの誕生によりヨーロッパの移動が便利になったり、LCC・スマホにより海外旅行が身近になった反面、9.11テロ・イラク戦争以降、中東地域の政治情勢は混迷し、イスラム過激派によるテロが世界中で起きている。高度成長以前の中国旅や中東地域の旅の話にはノスタルジーを感じる。2016/12/25
NATY
0
蔵前さんの本を古本市で見かけて買いました。ゴーゴーインドぶりです。20年ほど前の内容なのに、当時の世界情勢が今見えているかのような臨場感がありました。また、共産主義などの考え方についても新たに知るきっかけとなりました。やはり蔵前さんの本は面白いです。2014/02/07
Moriya Mononobeno
0
旅の情報がたくさん詰まっている。でも旅に出かける計画が無くても楽しめる2013/12/15