内容説明
石灰、コンニャク、電磁石といった私たちにとって身近なもの―そんな身近なものにも、発明・発見をめぐるさまざまな物語があった。発明や発見がどのように行なわれたかを生きいきと説明。「新総合読本」は、学年・教科にとらわれずにたのしめる読み物です。お話のくわしい解説もついています。
目次
潜水コップで水の中にもぐったら
不思議な石、石灰石―はじめての鉱物学と化学
石灰の日本史―“天国のようなシックイ壁”から“貝塚の発見”まで
コンニャク発明ものがたり
笑気の発明発見物語
世界最初の電磁石―実験好きの靴屋さん、スタージョンさんの大発明
“自動改札”のなぞ―ICカードの通信の仕組み
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
1930年、東京に生まれる。1958年、物理学史の研究で理学博士となる。1959年、国立教育研究所に勤務。1963年、科学教育の内容と方法を革新する仮説実験授業を提唱。1983年、編集代表として月刊『たのしい授業』を創刊。1995年、国立教育研究所を定年退職し、私立板倉研究室を設立。研究分野は多様で、著書は200冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。