内容説明
可能性の出来事を伝える「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」という、記事を多数収録。
目次
2010年(素潜りの世界記録更新中 日本人初の快挙;爪の垢からDHAを検出 千葉電波大 ほか)
2009年(「孤独死は甘え」 うさぎ鍛える塾が登場;少女に襲いかかったクマを射殺 新潟 ほか)
2007年~2006年(三単現の“s”20年めどに廃止 米・情報局;琵琶湖で鮭の遡上を確認 ほか)
2008年(ジャガイモ切って笑い止まらず ウクライナ;犬とサルが歴史的和解 ほか)
2005年~2004年(進む若者のトイレ離れ;好きなテトラミノは?大規模調査 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめ
9
笑える(笑)さといもの村食べたいー2014/08/13
綾瀬ちかこ
7
あり得そうであり得ないブラックユーモアに溢れた一冊。その年話題となった事柄が上げられており、笑いだけでなく懐かしさもありました。円周率は……うっかり信じかけましたね。読むとついついにやけてしまうので、場所には気をつけて!2012/04/03
HANA
6
「反日デモで食中毒」「鳩山元首相尖閣諸島永住へ」一つ一つのネタは非常に楽しいものの、一気読みしたら印象が薄くなるような気がする。とはいえやはりこの形態でもホラ話を十分に楽しむことはできた。個人的には「化粧水タンクからツヤツヤ死体」とか「男性の部屋にあると引く死体ランキング」とかがツボ。こういうブラックなネタ大好き。2011/06/10
西澤 隆
3
1=2の証明(http://kyoko-np.net/2008090501.html)が好きなんですよね。楽屋落ちすぎる記事も多いのだけれど、100%嘘な新聞として、なかなか楽しい。しかも、ネットではなく紙で読むことでなおのこと新聞の味が出てきて楽しい一冊。ちょうど時代がH首相の頃で、かなり繰り返し「急募・内閣総理大臣 誰でもできるお仕事です」の広告があって、それがしっかり今あらためて風刺として感じられるような動きをH氏が繰り返しているのも、滑稽というか、悲劇というか・・・。2012/06/28
ななみ
3
実は本家サイトのほうもちょくちょく拝見しているのですが、こうしてまとめて読むとやはり書籍の方が面白い。実際の新聞もそうであるように、量がまとまっているというのはそれだけでひとつのコンテンツなんですね。以前はライバルと言えば東スポくらいでしたが、最近は東京新聞、産経を始めとする大手新聞社の紙面も虚構新聞ばりのネタだらけ。厳しい競争に勝ち残り、これからもぜひくだらない妄想を垂れ流して欲しいものです。2012/02/08