対人援助者の条件―クライアントを支えていくということ

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772412117
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

心理療法の基本となること,対人援助職の資質・条件とは何か? クライアントを支える真のプロとしてのセラピスト論。

 「……本書は平成20年度に(北翔大学において)開かれた公開フォーラムをもとにして編まれた。専門領域は異なっても,対人援助職にとって,求められる要因には通底しているものがあること,一方,それぞれの領域での営みの特質を審らかにしようと意図したものであった。……私は予てから,「精神文化は地方から」とひそかに考えてきた」(「あとがき」より/村瀬嘉代子)
 本書は,プロとしての援助者の資質とは何か? クライアントを援助するという営みにおいて,現実に添った効果的方法を実践するための要諦を異なる立場の経験豊富な臨床家が説き明かした,「対人援助の本質論」である。
 クライアントの現実は,常に理論(マニュアル)を超えている。人々に添うということ,クライアントの生活を支えるという視点に基づき,実践から帰納法的にフィードバックされたさまざまな「臨床の知」が全編にわたってわかりやすく詳述されている。

子どもの心に出会うこと、それを支えていくこと/傳田健三
言語障害をもつ人との豊かなコミュニケーションをめざして/風間雅江
生活を営むことに苦労している子どもと親と関係者との支え合いの経験から/田中康雄
ローカルであり続けること/平野直己
思春期の子どもたちとのかかわりから学んだこと/村田昌俊
人格の尊重とケアの力について/三瓶徹
臨床心理士の道を歩むということ/佐藤由佳利
あとがき/村瀬嘉代子

内容説明

本書は、プロとしての援助者の資質とは何か?クライアントを援助するという営みにおいて、現実に添った効果的方法を実践するための要諦を異なる立場の経験豊富な臨床家が説き明かした、「対人援助の本質論」である。クライアントの現実は、常に理論(マニュアル)を超えている。人々に添うということ、クライアントの生活を支えるという視点に基づき、実践から帰納法的にフィードバックされたさまざまな「臨床の知」が全編にわたってわかりやすく詳述されている。

目次

子どもの心に出会うこと、それを支えていくこと
言語障害をもつ人との豊かなコミュニケーションをめざして
生活を営むことに苦労している子どもと親と関係者との支え合いの経験から
ローカルであり続けること
思春期の子どもたちとのかかわりから学んだこと
人格の尊重と「ケアの力」について
臨床心理士の道を歩むということ

著者等紹介

村瀬嘉代子[ムラセカヨコ]
1959年奈良女子大学文学部心理学科卒業。1959‐1965年家庭裁判所調査官(補)。1962‐1963年カリフォルニア大学大学院バークレイ校留学。1965年大正大学カウンセリング研究所講師、1984年より同助教授。1987‐2008年同教授。現在、北翔大学大学院教授

傳田健三[デンダケンゾウ]
1957年静岡県に生まれる。1981年北海道大学医学部卒業。1998‐1999年ロンドン大学精神医学研究所、ベスレム王立病院(青年期病棟、摂食障害病棟)モーズレー病院に留学。現在、北海道大学大学院保健科学研究院生活機能学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆう。

35
対人援助者、特に心理に関わる研究・実践をしている人の論考とそれぞれの論者が村瀬先生との対談で対人援助とは何かを探ろうとした内容です。ここには、ただ単に社会に適応させる心理療法ではなく、クライエントの生活を捉え、クライエントが自らの人生を歩んでいくときにどのような援助職の視点が大切なのかを学べたように思います。論者によって多少の立場に違いはありますが、ただケアをするのではなくケアすることによりケアされる相互行為を大切にしている論考もありました。人間にとって自己実現って何か考えさせられました。2018/09/08

トリピスティ・インターナショナル

1
たまにはこういう本も。どうクライアントの前にあるべきか、そういうことも考えないといけない。スタンスというかあり方というか。2016/07/14

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