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出版社内容情報
学校での自傷問題に対して,本人,保護者,教師が一体となって取り組むプログラムを,実施マニュアルとDVDを用いて解説する。
今日,中学校・高等学校の生徒の約1割に自傷行為の経験があるといわれています。自傷行為におよぶ若者たちやその友人,また,周りの大人も含めて自傷行為という問題にどのように対応すればよいのでしょうか?
本書は,米国のマサチューセッツ州の自殺予防教育プログラムで有名なNPO法人により開発された『自傷のサイン』プログラムの実施マニュアルと,具体的な内容を収録したDVDの全訳です。
本プログラムでは,「Acknowledge(気づき)」,「Care(かかわり)」,「Tell(つなぎ)」というメッセージが繰り返し強調され,自傷が,苦痛を抱え助けを求めていることのサインであることを示し,それに気づくことで適切なかかわりをもち,信頼できる大人や専門家につなげることが重要だと説いています。
DVDには,教師向け・生徒向けに分かれたプログラムの実際が俳優によってドラマ形式で解説され,実施マニュアルで述べられていることを体験的に理解できるようになっています。
『自傷のサイン』プログラムに接することで,自傷問題を抱える若者をはじめ,教師や保護者,スクールカウンセラー,養護教諭,また,地域の援助機関のスタッフまでもが,自傷に対する従来の道徳教育とは一線を画す実践的な対処方法を身につけることができるでしょう。
第1章 プログラムの概要
第2章 生徒向けプログラムの実施方法
第3章 教師に対する教育とトレーニング
第4章 保護者への教育とコミュニケーションのあり方
第5章 支援資源と参考資料
文献
巻末資料
監訳者あとがき
内容説明
米国のマサチューセッツ州の自殺予防教育プログラムで有名なNPO法人により開発された『自傷のサイン』プログラムの実施マニュアルと、具体的な内容を収録したDVDの全訳。本プログラムでは、「Acknowledge(気づき)」、「Care(かかわり)」、「Tell(つなぎ)」というメッセージが繰り返し強調され、自傷が、苦痛を抱え助けを求めていることのサインであることを示し、それに気づくことで適切なかかわりをもち、信頼できる大人や専門家につなげることが重要だと説いている。DVDには、教師向け・生徒向けに分かれたプログラムの実際が俳優によってドラマ形式で解説され、実施マニュアルで述べられていることを体験的に理解できるようになっている。『自傷のサイン』プログラムに接することで、自傷問題を抱える若者をはじめ、教師や保護者、スクールカウンセラー、養護教諭、また、地域の援助機関のスタッフまでもが、自傷に対する従来の道徳教育とは一線を画す実践的な対処方法を身につけることができる。
目次
第1章 プログラムの概要
第2章 生徒向けプログラムの実施方法
第3章 教師に対する教育とトレーニング
第4章 保護者への教育とコミュニケーションのあり方
第5章 支援資源と参考資料
著者等紹介
ジェイコブ,ダグラス[ジェイコブ,ダグラス][Jacobs,Douglas]
スクリーニング・フォー・メンタルヘルス最高責任者
ウォルシュ,バレント[ウォルシュ,バレント][Walsh,Barent]
ブリッジ・オブ・セントラルマサチューセッツ臨床部長
マックデイド,モイラ[マックデイド,モイラ][McDade,Moira]
スクリーニング・フォー・メンタルヘルスプログラム開発研究主任
ピジョン,シャロン[ピジョン,シャロン][Pigeon,Sharon]
元スクリーニング・フォー・メンタルヘルスソーシャルワーカー
松本俊彦[マツモトトシヒコ]
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター副センター長/薬物依存研究部診断治療開発研究室長。佐賀大学医学部卒業。神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経センター精神保健研所司法精神医学研究部室長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。