子どもと若者のための認知行動療法実践セミナー―上手に考え、気分はスッキリ

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  • サイズ B5判/ページ数 205p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784772411592
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

好評の『子どもと若者のための認知行動療法ワークブック』『子どもと若者のための認知行動療法ガイドブック』(金剛出版)が、もっとわかりやすく・使いやすくなるためのシリーズ続篇。ポール・スタラードを迎えたセミナーをもとに、思春期・青年期に認知行動療法を試行するためのヒントや工夫がつまった、認知行動療法を学ぼうとする初学者にも、技術に磨きをかけたいベテランにもおすすめの一冊。

目次

第1部 レクチャーLecture―子どもと若者のための認知行動療法とは何かを知る(認知行動療法の成り立ち;認知行動療法の原則 ほか)
第2部 ワークショップWorshop―子どもと若者のために認知行動療法を使いこなす(子どもと若者のための認知行動療法の基本モデル;認知行動療法の効果研究 ほか)
第3部 ケース・カンファレンスCase Conference―子どもと若者のための認知行動療法の実際(不安障害の子どもと若者のための認知行動療法;ケース・カンファレンス1―心理相談室で強迫性障害に対応する ほか)
第4部 心理教育プログラムPsychoeducation Program―授業において認知行動療法を活用する(オリエンテーションおよび気持ち1;気持ち2「気持ちに触れ、表現してみよう!」 ほか)

著者等紹介

松丸未来[マツマルミキ]
日本臨床心理士資格認定協会・臨床心理士。英国レディング大学心理学部卒業、上智大学大学院文学研究科心理学専攻修了後、小・中学校のスクールカウンセラー、民間のカウンセリング機関、精神科クリニック、産業分野で相談活動を行う。専門は、学校臨床、認知行動療法、心理教育

下山晴彦[シモヤマハルヒコ]
1983年、東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。東京大学学生相談所助手、東京工業大学保健管理センター講師、東京大学大学院教育学研究科助教授を経て、東京大学大学院・臨床心理学コース教授。博士(教育学)、臨床心理士

スタラード,ポール[スタラード,ポール][Stallard,Paul]
1980年にバーミング大学を修了。臨床心理士。英国の中西部地域において、主に子どもと若者を対象とした臨床心理活動に従事した後、1988年にバース大学の児童と家庭のメンタルヘルス部門に異動。現在、同部門教授。研究テーマは、トラウマや慢性疾患を抱える子どもの心理援助とその効果研究であり、50以上の研究論文がある。PTSDを抱える子どもへの認知行動療法の適用効果を探る調査チームの責任者を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

1
シリーズ3冊目。概論、ワークショップの記録、実施中のプログラム等、内容が実践的であり、同シリーズの中では最も読みやすい。2010/10/06

m k

0
ほんとに実践的で、とてもわかりやすかった。ケースフォーミュレーションが日本語で見立てであるとの記述であり、自分の中で腑に落ちた。その人に応じてケースフォーミュレーションを作成し、その子の感情、行動、認知どこに焦点を当てていけば良いか考え、重点的に扱っていけば良いことがわかった。ケースフォーミュレーションを実際に作る練習もできたが、難しかった。維持と発言の種類があふことも初めて知り、カウンセラー用、説明用など様々用意することも知った。SCとしてのCBTも書いてあり、自分も実践できるようになりたいと思った。2021/01/13

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