アルコール・薬物依存臨床ガイド―エビデンスにもとづく理論と治療

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アルコール・薬物依存臨床ガイド―エビデンスにもとづく理論と治療

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  • サイズ A5判/ページ数 325p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772411196
  • NDC分類 493.156
  • Cコード C3047

内容説明

本書では、物質依存についての専門的な治療理論とその応用例の記述に多くのスペースを割いており、中核的な依存症患者を治療へといかに動機づけ、治療につなぎとめていくか、という具体的かつ臨床研究の裏付けを持った方法論が数多く提示されている。アルコール・薬物依存の臨床では必発と言ってよい多剤乱用の問題や、うつ病など他の精神障害の併存についても詳しく触れており、症例を提示して具体的な治療過程を描写することで、エビデンスにこだわるとしばしば陥りやすい無味乾燥さを読み手に感じさせない構成になっている。

目次

第1章 物質乱用と依存の臨床的特徴
第2章 物質依存にどう介入するか
第3章 臨床研究にもとづく治療法の選択
第4章 症例提示
第5章 複雑化の要因
第6章 維持療法とフォローアップ戦略

著者等紹介

小林桜児[コバヤシオウジ]
国立精神・神経センター病院医師。慶応義塾大学文学部哲学科卒業。信州大学医学部卒業。横浜市立大学附属病院での研修を修了後、NTT東日本伊豆病院精神科、神奈川県立精神医療センターを経て現職

松本俊彦[マツモトトシヒコ]
国立精神・神経センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター自殺実態分析室長、ならびに薬物依存研究部診断治療開発研究室長。佐賀医科大学医学部卒業。横浜市立大学附属病院での研修を修了後、国立横浜病院精神科、神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経センター精神保健研究所司法精神医学研究部専門医療社会復帰研究室長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

2
依存症治療について日本ではなぜか『直面化』→自助グループというルートでの対応であり、医療機関・相談機関が手を出さない。これは非常におかしい。自助グループにのり、上手く進む人ばかりではない。援助のバリエーションを増やしていくべきである。外国ものが全て正しいわけではないだろうが、あまりにも遅れている。 2010/03/22

Asakura Arata

1
底つきを待ち、動機づけをする治療以外の依存症治療の数々が紹介されている。処方薬依存に関しては言及されていない。2010/12/25

Baron

0
欧米における、かなり最新の依存症治療を紹介している一冊。 これまで日本国内において、依存症に関した書籍といえば、患者や家族が自ら綴った体験記か、ベテランの臨床家が自らの体験をまとめた一般向けの啓蒙書がほとんどだった。 特に依存症の治療論や、家族に対する援助方法に関する記述に至っては、アメリカで30年以上も前に流行し、本国では既に「何ら科学的根拠がない」と結論づけられている考え方を未だに踏襲しているものも少なくない。 この本では、題名にあるとおり全ての治療論はエビデンス(研究結果)に基づいて(続く2014/05/13

めーぷるりんご

0
病院でアルコール依存性治療に参加しています.(個人面接・集団精神療法など)基本的なことが書かれていますので,必読本だと感じました.2011/11/18

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