内容説明
２１世紀に入り若年生活困窮者の支援には、行政のみならず様々な民間の組織が取り組んでいる。地域の中でのこれらのアクターのバランスはどのようにあるべきであろうか。本書では、日英韓の比較を踏まえ、公私関係を軸としたガバナンスの視点から検討する。
目次
１ 理論編（福祉国家の再編と地域福祉、そして、新しい民間の福祉；若年生活困窮者の社会的排除及び社会的包摂；コミュニティの分断と社会関係資本）
２ 事例編（若年生活困窮者支援のパーソナライズ化と社会的企業のハブ機能；日本の子ども・若者育成支援推進法の取り組み；英国の若年無業者支援の取り組み；韓国の青少年教育福祉事業の取り組み；若年生活困窮者支援とガバナンス）
著者等紹介
岩満賢次［イワミツケンジ］
立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻人間福祉領域（博士課程後期課程）修了。博士（社会学）。現在、岡山県立大学保健福祉学部准教授（２０１７年１０月より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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