政府の銀行貸出への関与は日本の中小企業を強くしたか―円滑化法、信用保証制度、資本注入政策の効果についての実証研究

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771030046
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C3033

内容説明

金融危機対応の3つの政策は、銀行行動をどう変え、中小企業のパフォーマンスにどのような影響をもたらしたのか。保護的政策から創業支援まで、政府の関与の大きい中小企業に焦点を当てる。金融危機の中で政府が顧みるべき「臨時的手段」の問題点とは。その効果を広範なデータと統計的手法を用いて実証する。

目次

第1章 金融市場と「政府の失敗」―本書の問題意識
第2章 政府の金融市場への関与についての理論的整理
第3章 「円滑化法」が中小企業金融に与える影響についての実証的検討
第4章 公的信用保証制度の効果についての実証的検討
第5章 資本注入政策の効果についての実証的検討
第6章 3つの事例にみる「政府の失敗」の原因

著者等紹介

近藤隆則[コンドウタカノリ]
昭和31(1956)年生まれ。2015年一橋大学大学院商学研究科会計・金融専攻博士後期課程修了、博士(商学)。京都橘大学現代ビジネス学部経営学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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