内容説明
契約は、私たちの日常生活の基礎をなす重要な法律行為です。サラリーマンが長年かかってたくわえた金で土地や家を買おうというときはもちろん、借家一軒アパート一部屋を借りるのにも、また友人や金融機関から金を借りるときにも、必ず契約というものをしなければなりません。会社に雇われて働くのだって、雇用契約という契約にもとづいているのです。そして、この契約上のちょっとしたミスがもとでとんでもない損害をこうむることがあります。本書では、この大切な契約というものを、できるだけ私たちの日常生活に近づけて、あらためてその重要さを考えてみる。
目次
1 契約と契約書
2 不動産の売買と賃貸借の契約
3 動産(商品)の売買と貸借の契約
4 金銭貸借の契約
5 請負・委任その他の契約
6 訴訟のしかた